外国車の魅力を知り抜いたこだわりの欧州車専門店オーナー

「大好きな松戸で、大好きな欧州車の魅力を伝えていきたい」。八柱駅から徒歩５分、フォルトゥーナは欧州車を専門に取り扱う中古車店。
イタリアやフランスを中心に、ドイツ、イギリスなどのヨーロッパ車の魅力にとりつかれ、そのこだわりには定評がある代表の国房さんのもとには、数多くの車愛好家が訪れます。

留学先のアメリカで外国車の整備を学ぶ

九州出身の国房さんの経歴は、とてもユニーク。「世界を見てこい」との父親の勧めで、高校卒業後にアメリカに留学。渋々の渡米だったが、個性が尊重される風土にいつしか馴染み、滞在は9年間にも及んだ。
「好奇心が旺盛で物怖じしない性格。だから日本での学生時代は周囲とよくぶつかりました。でもアメリカでは、強烈な個性でも尊重し合える。それがよかった」。
留学先ではコンピュータ・システムを専攻。その傍ら、自動車整備工場でのアルバイトで、技術を身に付けました。

松戸の魅力に引き込まれ、この街で企業

アメリカのみならず、オーストラリ他数カ国での海外生活を経験してきた国房さん。
帰国後は都内に住み、IT系の仕事に従事。そしてある日、仕事で訪れた松戸に、なんとも言えない魅力を感じたと言います。
「都心との距離、自然と都市機能のバランス、市内の景観など。直感的に“いい街だな”と思いました」。
そして結婚を機に松戸に移り、本籍も変更。お子さんも育てながら、ついには松戸で起業するまでに。
「とにかく車が大好き。そして大好きな松戸に住むことになった。ならばこの街で、外国車に関わる仕事をしながら生きていこうと決めたんです」と語る国房さんの瞳には、街と車への愛情が溢れています。

松戸での暮らしには欧州車の魅力がピッタリ

都心に近いベッドタウンとして成長し、街として成熟した今の松戸だからこそ、欧州車の面白さや魅力を感じ取れる人たちがたくさんいるんだと、国房さんは言います。
「子育てが一段落し、自分の楽しみを持つ余裕が出てきた方々にとって、欧州車は趣味としてピッタリです。新車では手が出なくても、中古になると極端に安くなる。数十万円で憧れの外国車を楽しめるんです」。
ところで、外国車といえば、スグ壊れるというイメージ。しかしそれも今は昔、現在では故障も少ないそうです。
「とはいえ、修理が必要な時もあります。外国車を安心して楽しんで頂くために、私たちは認証整備工場となっています」という同社整備スタッフは全て有資格者。とにかく品質には徹底してこだわる。
「地元で愛され続けるには、信頼を得る高い技術が必要です。私は松戸が好きだからずっとここで仕事をしたいんです」と言う国房さん。業界でも一目置かれる専門店がここにあります。