クルマを飾る新手法「カー・ラッピング」をご存じですか!?
新たな分野で活躍する女性クリエーター 久慈直子

新たな分野で活躍する女性クリエーター 久慈直子

愛車を自分だけのデザインにしたい。そう願うクルマ好きは今も昔も変わらずにいます。そして、そんな人たちの注目を集める新しい技術、それがカー・ラッピングなんです。
その世界で女性クリエーターとして活躍するのが久慈直子さん。油にまみれて一生懸命に仕事をする男性の職場。そんなイメージもある修理工場で、ひときわ明るく作業に取り組む久慈さん。愛車を飾りたいというお客さんからの相談にはじまり施工までを一手に受ける、心強い存在だ。
驚くことに、20代半ばまではモノづくりには無縁だったのだとか。「機材を貸すから、ステッカーづくりを手伝ってよ。知人のその一言がきっかけで、まずは小さなステッカーづくりをしたんです。それ以来、次々と頼まれては慣れない作業を続けたんです」。

あれだけ没頭できたんだから、向いてないわけじゃなかったのかな、という彼女。一度は結婚・出産のために制作の場を離れたが、その後、事務として勤めだした自動車修理工場で、久慈さんの技術が生かされることになります。

もともとは事務職としての採用。そこで、ステッカーやシートを外注に出しているのを見て、それなら自分でもできると会社に提案したことが新らしい仕事の始まりでした。
同修理工場の阿部社長は言います。「本当にいいタイミングで、彼女が自分のできることを提案してくれた。ちょうどラッピングが普及し始めた時だし、会社にとってはとてもラッキーですよ(笑)」。今後はラッピングの受注にも力を注ぎ、サービスの太い柱の一つとして育てたいとのこと。

薄くやわらかなシートで車を飾るラッピングの特徴は、なんといっても車体表面の塗装を傷めずに、デコレーションできること。従来のコーティングなどはどうしても接着面に負担がかかり、はがす時などに表面が傷みがち。でもラッピングだとその心配がありません。また塗装だと費用もかかり、デザインの変更なども気軽にはできません。その点ラッピングは、貼り付けたシートをはがすだけなので、新しいデザインへの変更が気軽に可能。その安全性と手軽さが受けて、若者の間で急速にニーズが高まっています。

久慈さんによるジェフ市原 キャンペーン・カーのラッピング
久慈さんによるジェフ市原 キャンペーン・カーのラッピング


久慈直子(くじなおこ)

モノづくりとは無縁の生活をしていたが、20代半ばの頃に知人から進められたステッカーの制作をきっかけとして制作を手掛けるようになる。
現在ではプロサッカーチーム「ジェフユナイテッド市原」のキャンペーン・カーをはじめ、中古車販売などで全国トップシェアを誇る「オニキス」との提携でカー・ラッピングを担当。ラッピングという新しい市場の女性クリエーターとして注目されている。ボディメイク・カズ 所属。


今回ご紹介したカー・ラッピング。
愛車のデコレーションのみならず企業の宣伝、社用車への施工など幅広く活用できます。
お問合せは久慈さん所属の自動車修理工場、ボディーメイク・カズまでどうぞ。

ボディメイク・カズ

柏市藤ケ谷1203-8 GoogleMap
TEL. 04-7192-0277
http://www.bodymake-kazu.com
http://ameblo.jp/bodymake-kazu/

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