夢がチカラ!夢がココロに火をつける!」〜空手を通して築く子どもたちの強いココロ〜
空手道 拳心館々長 浦山浩明

空手道 拳心館々長 浦山浩明

八柱駅前に道場を構え25年目を迎える「拳心館」。既に1,000人以上の子どもたちが巣立ち、少年少女の育成に地域からの厚い信頼が寄せられています。同館を支えるのは、館長の浦山浩明さん。今回は、10回目を迎え、大勢の子どもたちが参加したジュニアチャレンジカップなどについてお話を聞きました。

ただ強さを競うのではなく、一人一人がたくましく成長することが目的

拳心館で毎年行われている「ジュニアチャレンジカップ」。今年もおよそ160名もの小・中学生が参加して開催されました。
空手の大会というと、強さを競うものと考えがち。しかし、この大会はそうではないと、浦山館長は言います。「私は、空手を他人より強くなるための道具として考えることを許しません。道場での鍛錬(たんれん)は、あくまでも自分を磨き、自分を成長させるためのものなのです」。そしてこのジュニアチャレンジカップで重要なのは、自分自身がどれだけの努力を重ねてこの大会を迎えたかであり、その過程を評価することも大きな目的なのだそうです。

大切なのは「立ち向かう心」と「自分を信じる気持ち」

そして近年、同館が意を注いでいることに、逆行力(レジリエンス)の育成があるのだと、浦山さんは話してくれました。これは、困難に負けない力、折れない心の育成といえます。「失敗や間違いは、誰にでもあります。しかし、その度に落ち込み、あきらめていては、前向きな人生を歩めない。結果を恐れずぶつかる心を育てたい、最近特にそう考えています」。

そして逆行力を身に付けるために、「自己肯定感」や「自己効力感」を育むことが大切だと、浦山さんは考えています。周囲への感謝とともに自分を認める気持ちを持たせ、かつ、「自分だって困難を乗り越えることができる」というモティベーションを高めていく。「子どもたちをそのように人格形成するには、指導者として自らも鍛錬し続けなければなりません」と笑う浦山さんの笑顔には、強さと優しさがあふれています。


浦山浩明(うらやまひろあき)

6段師範代。1960年生れ。大学卒業と同時に、内弟子として学んだ師が創設した拳道会に。1990年、拳心館を八柱駅前に設立以後は、師範として指導にあたる。妻・子供2人。

空手道 拳心館

松戸市日暮1-16-11 シルバービル3F GoogleMap
新京成 八柱駅スグ、JR新八柱駅 徒歩1分
TEL. 047-392-5266
http://www.kenshinkan.jp
クラス 幼児部、小学生低学年の部・高学年の部
中学生の部、一般の部
その他:エアロビクス教室併設

拳心館 拳心館 拳心館 拳心館 拳心館 拳心館 拳心館

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