25周年を迎える本格イタリアン・レストランの老舗 ディマーレ
松戸を代表する人気店ディマーレを支えるオーナーシェフ 松浦秀夫

ディマーレオーナーシェフ 松浦秀夫

食べるのも作るのも大好きだった少年時代 高校卒業と同時に料理の世界で生きると決心

八柱駅からさくら通りを歩くこと約5分。老舗としての風格と親しみやすさを合わせて感じさせてくれるディマーレ。子供の頃から自然と料理に親しんでいたというオーナーの松浦さん。「小学校4年の夏休み、父親のお昼ご飯を毎日作ったんです。この経験は貴重でした」。共稼ぎの両親。自宅近くで勤務し、昼食をとりに帰宅する父親の食事を毎日用意した。「全然嫌じゃなかったですね。むしろ、楽しかった」。高校卒業を機に、料理の世界に。「やるなら一生の仕事にしようと決意し、地元の土浦で人気の洋食店の門を叩きました」。

東京青山のレストランでフレンチ、そしてイタリアンを修行

洋食の奥深さに魅せられ、さらに腕を磨きたい。22歳で地元を飛び出し、東京青山のフレンチ・レストランで徹底的に基礎を学んだ。「競争が激しく、レベルが高い都内一等地のレストラン。甘えが許されない世界で、とにかく技術を盗み、感覚を養いました」。フレンチで修行していた折、お店のオーナーの意向でイタリアンを導入。「当時は料理人にとって、高級洋食といえばフレンチ。イタリアンはエスニックの一種という捉え方でした。でも、おかげでイタリアンの素晴らしさに出会えて、今につながっています」。

結婚後に住み始めた松戸で念願の独立

修行中の20代の頃、結婚後に住み始めた松戸に、自分が求めるようなお店がないと松浦さんは感じていたという。「都内で仕事をしている人は食材の知識もあるし、舌も肥えている。ベッドタウンとしての松戸市民は、とても豊かな感性を持った人たちです。だからこそ、こだわりの本格イタリアンを提供すれば、必ず受け入れてもらえると思いました」。理想のレストランがなければ、自分が開けばいい。その熱意で昭和62年、30才の時に独立を決意。現在の場所にディマーレを開店させた。

料理へのこだわりを受け入れてくれたお客様に感謝しています(松浦)

海の幸、という意味を持つ店名。その名の通り、当時は珍しい魚介類を使用したメニューや自家製のパスタ、そして何種類ものワインを取り揃えた。しかし開店当時はまだ、松浦さんが求める食材は、近くの市場ではなかなか手に入らない。築地に出向いて仕入れにこだわるなど、苦労も小さくなかった。値の張る食材を使った料理や珍しいワインも、安く提供する。「そうすれば、いつか自分の料理が受け入れてもらえるだろうと信じていました」。その願い通り、徐々に評判が広がり、オープンから25年経った現在では、押しも押されぬ人気店となった。

ディマーレ

松戸市常盤平陣屋前4-13 GoogleMap
TEL. 047-389-3300
営業:11:00 – 14:30 17:00 – 21:30 (平日)
11:30 – 14:30 17:00 – 21:00 (日・祝)
定休日:月曜、第3火曜
駐車場:あり
http://www.dimare.jp

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