若いアマチュア・ミュージシャンが参加する音楽イベント「E-JAM」(イージャン)。松戸市内で毎年行われるこのイベントも、今年で16回を数えます。そして常にE-JAMの中心的役割を果たし、松戸をはじめ近隣地域の若手ミュージシャンの兄貴分としてなくてはならない人物がいます。それが、はぁと島田さんです。
仕事のかたわら地道に音楽活動を継続
年間150本ほどのライブをこなします
島田さんの活動は、とても精力的です。音楽以外の仕事を持つかたわら、年間150本近くのライブをこなす多忙な毎日。「プロではないけれど、それでも僕に演奏させてくれる場所をもらえ、聴きに来てくれる方がいる、本当にありがたいことです」と語る笑顔はとても穏やかで優しい。
昭和30年生まれの島田さんが音楽に触れるきっかけとなったのは、3才の頃に負った手の大やけどだったそうです。「囲炉裏(いろり)に落ちてしまったんです。事故の直後は、やけどで片方の手の2本の指の皮膚がつながってしまったほどです」。それを切り離す手術を経ても、2本の指は思うように広がらない。そこで両親がリハビリとして始めさせたのは、ピアノの練習。これが島田さんと音楽の出会いとなりました。「もう55年も前ですからね、指の訓練にピアノとは不思議な発想ですよね。でもとても楽しくて、それ以来、音楽は欠かせないものとなりました」。小学校6年生の頃に、父親にねだって念願のギターを買ってもらってからは、バンドを組んだり作曲をしたり、音楽に没頭する毎日でした。
若い人たちにはいつも大きな夢を描いて欲しい、と島田さん。
その活動から紅白歌合戦に出場したミュージシャンも
そんな島田さんがライフ・ワークとして取り組んでいるのが、E-JAM。毎回10組ほどのアマチュア・ミュージシャンが集い、それぞれの楽曲をステージで披露するこの音楽イベントを15年間、代表として運営し続けてきました。若い頃にはプロのミュージシャンを目指していた島田さん。「あの頃は、とにかく音楽をやりたいというエネルギーが溢れていました。常に活動の場を求めていましたし、いつもきっかけが欲しいと思っていました」と振り返ります。そして結婚し子供も成長した今、あの頃の自分が求めていたような機会をつくり若い人たちのチャンスを広げたいという思いで、アマチュア・ミュージシャンに演奏の場を提供する活動を続けています。
筆者が島田さんと出会ったのも今から15年前、ちょうど第1回目のE-JAMを準備している時で、島田さんのビジョンに賛同し協力することに。「僕たちの活動から、紅白歌合戦に出るようなミュージシャンが出るといいですね」。あの頃、そう夢を語っていた島田さんですが、E-JAMに出演経験のある中村中さんが2007年の紅白に出場。「有名になることが全てじゃないけれど、この松戸で一緒に活動する仲間や後輩から、全国に認められる存在があらわれてくれることは、僕にとってとても励みになります」と後輩の活躍に目を細めます。
はぁと島田(島田文男) プロフィール
1955年8月 東京生まれ
アマチュア・ミュージシャンとして年間150本ほどのライブ活動を行いながら、松戸市を中心として、E-JAMの企画・運営など若手ミュージシャンの育成活動を展開。現在では、松戸市のみならず近隣で活動する若者の中心的存在であり、無くてはならない兄貴分として多数のミュージシャンの信頼を集めています。
はぁと島田のブログ
松戸ジャーナル様
初めてまして。友くんバンドと申します。HPを拝見し、ぜひ松戸市で行われてる「E-JAM」他のイベントに参加させて頂けないかと思いご連絡致しました。
出演形態としては、小学生ドラマー友くんのドラムソロでの出演です。
現在、関東近辺で行われてる野外イベントに定期的に参加しています。千葉県では、稲毛海浜公園で行われるイベントに参加しました。
持ち曲としては、オリジナルドラムソロ、音源付のオリジナル曲(ボーカル入りドラムなし)、ピアノ音源のオリジナルインスト曲、オリジナルBGMなど、ドラム演奏用に作ってあります。またライブでは、コピーで通常の音源に被せて演奏することも行ってきました。経験としては、ライブハウス5回、ホール2回、市民祭り2回、駅前路上ライブ1回、野外ライブ2回、オーディション出演1回などです。
下記に動画を載せておきますのでご参照下さい。
ぜひ、松戸市のイベントに参加できる機会を頂けたら大変嬉しいです。よろしくお願い致します。
https://youtu.be/Nufx45M_JqQ
https://youtu.be/nhPKMd_s9ak
https://youtu.be/UIbbUft4Ppg
https://youtu.be/Ge9MznJQs6A
https://youtu.be/NBicPO33XHQ
友くんバンド
ご連絡を有り難うございます〜次回も11月に別冊E-JAMを計画中です。なおFacebookでのやり取りがメインになりますので是非宜しくお願いいたします。島田文男(はぁと島田)