松戸市のレジャーを支えて迎えた40周年
ときわ平ボウリングセンター 代表取締役 石川文秀

ときわ平ボウリングセンター 代表取締役 石川文秀

大きなブームは去ったとはいえ、今も全国的に広く親しまれているボウリング。トキボウの愛称で親しまれ、常盤平駅前の顔ともいえるときわ平ボウリングセンターは、5月5日でオープン40周年を迎えます。常盤平という街の発展とともに歩み、この街のレジャーを支えてきたトキボウの歴史を聞きました。

— トキボウがオープンした当時について教えてください。
石川  大人気だった中山律子さんがパーフェクトゲームで話題になったのが昭和46年。ボウリングの人気が最も高かった時代です。私どものオープンは昭和48年ですが、たくさんの方々が歓迎をして下さったそうです。
— 当時は松戸市の人口も増え続け、街として急速に成長していた時代ですね。
石川  昭和35年に常盤平団地の入居が始まってから、活気に包まれた素晴らしい街になりました。そして休日には本当にたくさんのご家族が、ボウリングを楽しまれていました。全盛期には、松戸市内に10ヶ所ほどのボウリング場があったんですよ。そのどれもが土日には長い時間待たなければプレイできないほど、当時のボウリング熱は高かったんです。
— 私も幼少の頃、家族でボウリング場に行くことがとても楽しみでした。トキボウは常盤平の暮らしに無くてはならないアミューズメントを提供し続けていると言えますね。

ボウリングファンの高い信頼を得るトキボウの秘密は?

— 人気のピークは過ぎても、今だにボウリングは根強い人気がありますね。
石川  松戸市内に10ヶ所ほどあったボウリング場も、現在では2ヶ所。確かにブームは去りましたが、誰にでも気軽にプレイすることができるので、多くの方が楽しんでいます。
— 他のボウリング場が閉鎖を余儀なくされてきた中で、トキボウが今も親しまれている理由はどこにあるのでしょう。
石川  私たちは常に、上級者にも、そして気軽に楽しみたい方にも、それぞれに満足していただけるように心がけています。
上級者の方々が本格的なプレイをできるように、オープン当初から最高の環境をご提供したいと考えてきました。実は、国産の機材であれば数年早く開業できたのですが、当時の社長が、開業時期が遅れても本場アメリカ製のボウリングマシンの導入にこだわりました。また、当社のメカニックは、全国的に見てもトップクラスの技術者だと自負しています。
— それで熱心なファンからの信頼が寄せられているのですね。
石川  一方で、周辺のボウリング場に比べて料金設定を低く抑え、いつでも気軽に楽しんでいただけるように配慮しています。お子様用に、ガターのないバンジーボウルという設備を導入したり、ジュニア向けの大会や講習会なども行っています。また、月替わりでのイベントを開いたり、お得な料金プランも各種ご用意しています。

ボウリング場で育むコミュニケーション、それが新しい役割

— その他に、トキボウの特色は?
石川  この常盤平地区も高齢化が進んでいますが、みなさん元気です。平日の昼間には、健康維持を兼ねてボウリングを楽しんだり、仲間づくりをしたり、そのような方が増えています。体に負担をかけずに楽しめるボウリングは、ゲートボールやグラウンドゴルフと並んで、コミュニケーションの場になってもいるんです。
— 単に楽しいレジャーというだけではない、新しい役割が生まれているんですね。
石川  私たちは時代に合わせてボウリングの魅力を広く伝えながら、地域での生活に役立つ場として親しまれたいと思っています。そのために、さまざまなイベントをご用意して皆さまをお迎えします。また、5月5日にはオープン40周年を記念する企画も準備していますので、ぜひお越し下さい。

ときわ平ボウリングセンター

千葉県松戸市常盤平2-8-2 GoogleMap
新京成線常盤平駅南口徒歩1分
TEL. 047-388-0010
駐車場:47台可
クレジットカード 使えます
営業時間:全日 8:00~翌1:00 年中無休
(最終受付は0時30分となります。)
http://www.tokibow.com

ときわ平ボウリングセンター
オープン当時のときわ平ボウリングセンター

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